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2022/01/04

一年の計は元旦にあり

明けましておめでとうございます。
2022年が美しい夜明けと共に始まりましたが、皆様はどのようなお正月をお過ごしになられましたか。

「一年の計は元旦にあり」という言葉が示すように、一年の始まりに「今年こそはこんなことを始めたい」とか「今年はこういう年であってほしい」と願う方は多いのではないでしょうか。

でも、誰もが前向きな年始めを迎えられるわけではないので、人がお正月気分で浮かれていたり、冬晴れの晴天だというだけで、逆に気分が沈んでしまっている方もいらっしゃるかもしれませんね。

あなたの目下のお悩みはどのようなことですか。ひとりで何とかなりそうですか。
気持ちや考えが袋小路に入ってしまって抜け出せなかったり、がんじがらめになっていて解きほぐせなかったりしていませんか。
当カウンセリングルーム”キミィ・メンタル・サプリ”は横浜市港南区にある女性限定のカウンセリングルームです。
女性の悩みは女性のカウンセラーに聴いてほしいという悩める女性のために開かれました。
女性の抱える人間関係の悩み、女性だからこそ被っているハラスメントの悩み、女性の進路や人生の選択など、女性特有の悩み相談を受け付けています。

自分ひとりで悩んでいても迷いが生じたり、考えが堂々巡りになったり、答えが見つからないと感じているなら、プロに相談して解決の道を探すのもひとつの方法です。
「お薬に頼らず、心の問題は心で解決できるといいね」というのが心理カウンセリングのスタンスです。
当カウンセリングルームは『認知行動療法』を主軸に、必要に応じて[空椅子の技法』や『スキーマ療法』なども用いて、あなたの進むべき新しい一歩のお手伝いをしています。

年の始めにスイッチが入らない、なかなか前を向くことが出来ないとお悩みなら、少し勇気を出して心理カウンセリングを受けてみてはいかがですか。
いつでもお待ちしております。

一年の計は元旦にあり
一年の計は元旦にあり

2021/12/27

完璧主義はほどほどに

横浜市港南区のカウンセリングルーム”キミィ・メンタル・サプリ”の萩原です。
2021年も年の瀬の27日、後4日で新年ですね。

今年最後のブログは「完璧主義の方の悩み」についてのお話です。

世の中には完璧主義で、ものごとの目標を立て、必ず最後まで遂行しないと気が済まないといった立派な考えを貫いている方が数多くいらっしゃいます。
完璧主義の方はたいていこだわりが強く、自分に厳しく、こうでなければならないといった思いに忠実にものごとを進めようとします。それはとてもいいことですし、そうありたいとも思いますが、実は完璧主義の方がもたらす弊害もありますし、完璧主義ゆえに抱える悩みもあるようです。
それは完璧主義を自分に向けて発動している内はいいのですが、人にも同じく完璧を求めてしまうということです。
仕事においては会社の同僚や部下に対して、家庭においてはパートナーや子どもに対して、常に完璧を求めるような言動をしてしまうので、相手はそれに応えられなかったり、高圧的と取られてしまったりしてトラブルを起こしがちです。
完璧を求めるあまり、強い口調や命令口調で相手に要求したり押し付けると、その言葉を受け取った側が傷ついて、モラハラやパワハラを受けたと感じることも少なくありません。

自分は完璧主義で「こうでなければいけない」とか「いついつまでにここまでに到達しなければ」とか「絶対~してみせる」と頑張るタイプだと自覚症状のある方は、あまりその度を越して自分を追い込んだり、相手に高い要求をしていないか、一度、立ち止まって観察してみてください。
人にはキャパシティというものがありますし、人生ほどほどで楽しくというスタンスで生きるのもいいものです。「知足」という言葉をご存じですか。足るを知るといって、ただただ高みを追い求めたり、どこまでいっても満足しないのではなく、ちょうどいいところを見極めることも大切だという意味の言葉です。
そして、人にも無理な要求をせず、努力を認め、その人の能力に合った結果が得られれば良しとするといった人間関係が結べるといいのではないでしょうか。

さあ、あなたは2022年をどんな一年になさりたいですか?
「一年の計は元旦にあり」という言葉があるように、年の初めはその年の目標を立て、どんな行動を起こそうか考えるいいタイミングですね。
皆様が良い一年を過ごされますよう、心よりお祈り申し上げます。

何かリセットして新しい一年を始めたいと思っていらっしゃる方、どうぞお気軽にご相談ください。

完璧主義はほどほどに
完璧主義はほどほどに

2021/12/23

人は都合よく自分のことを話す

横浜市港南区で女性限定のカウンセリングルーム”キミィ・メンタル・サプリ”を開設している萩原と申します。
当カウンセリングルームは女性限定とうたっていますが、お悩みの内容がご夫婦の問題の場合は奥さんだけでなく旦那さんにもセッションに来ていただくことになります。
初回はお二人で、2回目以降は別々にという場合と、初回は女性だけが見え、2回目以降に旦那さんも見える場合とがありますが、カウンセリングをしていて毎回、思うことがあります。
それは別々にカウンセリングルームにいらして、ひとつの案件(トラブル)について、双方の口からお話しいただくことになった時、人は全く別の見方や、自分に都合のいい表現をするんだなということです。

例えば、子どものことで夫婦がけんかになった時、それぞれが子どもに対して言った言葉や、その結果、ご自身が採った態度、夫婦間での言い争いの際の言葉遣いなどの説明にかなりの部分にくい違いがあるということです。
本当はそれぞれが使った言葉は、相当、乱暴で、投げつけられた相手はパワハラやモラハラだと受け取るような言葉だとしても、言った本人はその言葉をもっと柔らかい表現で説明しますし、自分の使った言葉の都合が悪いなと思う部分は説明しなかったりするのです。
また、それぞれがその言葉の裏に子育てに対する思いや、しつけに関する考えがあるのに、それは相手に伝えることなく、表面的に叱る言葉やなじる言葉だけが飛び交い、結果、子どものことで夫婦喧嘩し、分かり合えないまま気まずい空気になるということのようです。

「ご夫婦あるある」と言ってしまえばそれまでですが、皆さんにも心当たりがあるのではないでしょうか?

カウンセラーという客観的な立場でみていると、人は自分のことを話したり説明する時、事実を少し曲げたり削除したりして、自分に都合がいいように伝えるクセがあるんだなということに気づきます。
それは正直とか嘘つきとかではなく、誰もがもっている「よく思われたい」「いい人だと思われたい」という気持ちがそうさせているのかもしれません。

人は主に言葉によるコミュニケーションで人間関係を構築しています。
自分のことを相手にどう伝えるか、相手の言葉をどう受け取るかなど、もし、ご自分のコミュニケーション不全ともいうべき悩みをお持ちなら、カウンセリングで一度吐き出し、整理するとスッキリするかもしれませんよ。

人は都合よく自分のことを話す
人は都合よく自分のことを話す

2021/12/17

『義母がウザい』という問題

2021年も半ば、この頃になるとどこのご家庭でもお正月をどこでどう過ごすかという話題になるのではないでしょうか。
コロナ禍で、ほとんどの方が家族だけで自宅で過ごした2021年のお正月でしたけど、その反動もあって、2022年のお正月はご自分の実家や夫の実家に行ったり、ご自宅に親族が集まったり泊まったりすることが増えるかもしれませんね。

そうした時、ふだん一緒に暮らしていない親の世代と子どもの世代では、何かとものの考え方の違いや常識とする基準の違いからか、もめごとが勃発するという話をよく聞きます。
タイトルには『義母がウザい』と義母だけを悪者のように書きましたが、たとえ自分の親や子でも、親世代と子世代では考え方が違うので意見が合わないことは大いに考えられます。
それはジェネレーションギャップのこともありますし、住んでいる地域差のこともありますが、お互いに自分のものさしで相手の言動を計ろうとするので、なかなか歩み寄ることが出来ず、お互いに批判的になり、せっかくの休日、久しぶりの再会なのに憂うつな時間になってしまいます。

「男女はこうあるべき」「嫁はこうあるべき」「孫はこうあってほしい」など親世代の願望は子世代にとっては押し付けられた古い考え方で『イマドキ』ではないと捉えられることが多く、窮屈で、なぜ従わなければならないのかと反感をもつ子世代もいるのではないですか。

この問題は本当に古くて新しい問題で、今の親世代が子世代だった頃にもありましたし、また、今の子世代が親世代になった時にも、きっと子世代との間に起こりうる問題なのです。
相手の立場や気持ちになって、それぞれが想像力を働かせ、どうしたら円満で楽しい時間を過ごせるのか考え、行動に移すことが出来たらいいのにと思うばかりです。

結局、人はひとりでは生きていないので、お互いに分かり合おうとする努力なしには、どんな相手ともうまく生活できないものだと思います。
会いたくても会えないコロナ禍を経験した私達だからこそ、お互いを思いやり、それが数時間だけのことだったり、数日間かのことだとしても、楽しいお正月休みだったと思える時間を過ごしていただけるようにとお祈りしています。

毎年、年末年始にはカウンセリングを受けてみようと思う方が増えます。
年が改まるこの時期、何かをリセットしたり、人間関係を見つめ直すのにはいい時期なのかもしれません。
当カウンセリングルームでは『認知行動療法』を用いて、自分を見つめ直すお手伝いをしています。
新しい年を新しい気持ちで迎えたい方、どうぞお気軽にお声をかけてください。

『義母がウザい』という問題
『義母がウザい』という問題

2021/12/12

女性が女性カウンセラーを求める心理

本日は女性がカウンセリングを受けようと思った時、カウンセラーは女性がいいと思う心理についてのお話です。

日々の生活の中で、人間関係でもめたり、うまくいかなくて悩むことや、自分自身の生き方の問題で辛くなったり迷ったりすることがあるかと思います。
そんな時、ご自身で解決できればそれでいいのですが、時には、誰かに話を聴いてもらったり、相談にのってもらいたい時もあるのではないですか。
その誰かにあたる友人がいたり、家族がいる場合もありますが、他人の方がいい、プロの方がいいと思った時に登場するのが、心理カウンセラーにカウンセリングを受けるという選択になろうかと思います。
心療内科や精神科を受診するという選択肢もありますが、実はここではお薬は処方されますが、まずは長時間、お話をじっくりお聴きしてカウンセリングするということはないのが現状です。
「心の問題は心で解決できるといいですね」というのが心理カウンセリングの考え方です。

さて、女性の悩みごとは具体的にはどんなことが多いと思いますか。
ご自身の問題のこともありますが、周囲の人間関係、つまり、夫やパートナー、恋人、子ども、母親、父親、義父母、兄弟姉妹、会社の人間関係など、女性が女性の立場で経験する人間関係の問題が多くなるのは当たり前と言えば当たり前ですね。
そうした問題について、話を聴いてもらう相手は、やはり同性のカウンセラーの方がいい、男性カウンセラーより分かってもらえるのではと考えるのは自然のことのように思います。
しかも、子育てに悩んでいるなら子育て経験者、夫との夫婦問題なら既婚のカウンセラーなどと、共通項がある女性カウンセラーの方が安心を覚えるかもしれません。

当カウンセリングルームのカウンセリングは、女性で既婚、子育て経験ありの萩原が担当いたします。
あなたの「分かってほしい」の気持ちに応えられるカウンセラーをお探しなら、横浜市港南区のカウンセリングルーム”キミィ・メンタル・サプリ”を、是非一度ご検討ください。
お待ちしております。

女性が女性カウンセラーを求める心理
女性が女性カウンセラーを求める心理