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認知行動療法
空椅子の技法
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認知行動療法
認知行動療法とは
認知に働きかけることにより心のストレスを軽減する心理療法が『認知行動療法』あるいは『認知療法』です。
ここでいう『認知』とは、物事の受け取り方や見方のことを指します。
できごとがあったとき、瞬間的に浮かぶ認知を自動思考と呼びますが、それが生まれることにより気持ちがさまざまな方向に動いたり行動を起こしたりするのです。
ストレスに向き合える強い心を育てるためには、自動思考に気づいて働きかけることが必要です。
こんな方におすすめ
☑自分で対処できるようになりたい方
☑自分の考え方に自信がない方
☑人間関係がうまくいかないと感じている方
☑自分の考えを押し付けてしまっていると感じている方
空椅子の技法
空椅子の技法とは
誰も座っていない空椅子を置き、そこに対話をしたい相手が居ると仮定して、その人物に伝えたいことを話すという技法。
そしてその後、今度は相手の立場に立ってみて自身が伝えた言葉を受け取り、どんな気持ちになるか、どんな考えが思い浮かぶか感じていただきます。
ただ自分の伝えたいことを伝えるだけでなく、相手の気持ちになってみることで捉え方や言葉の重みが変わっていきます。
この技法は過去や自分の気持ちと向き合うだけでなく、今後の人間関係にも役立つことでしょう。
こんな方におすすめ
☑幼少期の親子関係に原因を感じる方
☑幼少期、今に影響する大きな経験をした方
☑言いたいことが言えない相手がいる方
☑言いたいことが言えなくて後悔している方
スキーマ療法
スキーマ療法とは
スキーマ療法は、もともとは認知行動療法から発展した心理療法と言われています。
ある物事やできごとに対して自分の頭に浮かぶ考え方や見方を捉える認知行動療法ですが、物事やできごとはその時々で異なるので考え方や見方も状況によりさまざまです。
さらに深いところに存在しているその人自身の価値観や信念をスキーマと呼びますが、そのスキーマを生育歴をたどることにより解消、変えていくのがスキーマ療法です。
クライアント様が抱えている生きづらさやお悩みの根本の部分に焦点をあてて解決へと導きます。
こんな方におすすめ
☑生きづらさを抱えている方
☑認知行動療法であまり改善が見られなかった方
☑アダルトチルドレンや境界性パーソナリティー障がいと診断された方
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