2022/06/01
自分にあうカウンセラーの見つけ方
おはようございます。横浜市港南区のカウンセリングルーム”キミィ・メンタル・サプリ”の萩原です。
ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
本日は「自分に合ったカウンセラーの見つけ方」についてのお話です。
さて、心の問題で悩んでいる時、人はまず精神科か心療内科に行って相談にのってもらおうとするのかもしれませんが、実は医者は不眠の症状や鬱々とした気分に対して症状を緩和するためのお薬は処方してくれますが、時間をかけて相談にのってくれるわけではありません。
処方された薬はどんな薬で何のために飲むのか心配になった患者さんはネットで調べたりして「これは薬に頼るのではなく、カウンセラーを探して、話を聴いてもらう方がいいのでは」と考える方も大勢いらっしゃいます。
さあ、そんな風に今の自分の状態をどうしたらいいのか、どこへ行けば答えは見つかるのかという状況になった時、あなたはどんなカウンセラーのところに行きたいと思いますか?
私のカウンセリングルームにはカウンセリングは初めての方もいらっしゃいますが、どこかで受けたカウンセリングで思うような結果が得られず、探し直してここに来ましたという方も少なからずいらっしゃいます。
あなたはどんなことを誰に相談したくてカウンセラーを探しているのでしょう。
ご自宅に近ければいいのですか?どんなカウンセラーが出てきてもいいのですか?
行ってみたらこの人に言っても分かってくれそうにないと感じるようなカウンセラーに当たってしまったら後悔しませんか?
カウンセラーの立場で申し上げると、確かにカウンセラーとクライアントさんには相性のようなものがあると思います。それは医者と患者よりもっと重要な要素かもしれません。
言葉のやり取りだけで(お薬の処方無し)望む方向に向かうためには、自分の話すことをしっかり受け止め、的確な判断ができて、クライアントさんの気づきを促してくれるカウンセラーとの出会いが必須です。
一種のマッチングアプリと同様、検索ワードや条件も大事ですし、HPなどに書かれた文言もとても大切です。
ご自分がカウンセリングに求める条件をしっかり分かった上で探すことをお勧めします。
カウンセラーによっては得意な相談内容の分野を打ち出しているところもありますし、自分がメインに据えている心理療法の説明が書いてあるところもあります。中にはそうしたものにはまったく触れず、受診方法と金額だけしかわからないところもあるのです。
あなたはカウンセリングを受けてどうなりたいのか、悩み事のメインはどんなことなのか。
そのあたりを手掛かりに、納得がいくまでカウンセラーを探してみてはいかがでしょう。
因みに当カウンセリングルームは”認知行動療法”を主軸にした女性限定のカウンセリングルームです。
もちろんカウンセラーも女性ですのでご安心ください。
HPに詳細が載っていますので、ご一読いただけると嬉しいです。
2022/05/25
納得と後悔
こんにちは。だいぶ暑くなってきましたね。
横浜市港南区のカウンセリングルーム”キミィ・メンタル・サプリ”の萩原です。
さて、あなたはものごとをやって辞めておけばよかったと後悔するタイプですか?それとも、やらずにやればよかったと後悔するタイプですか?
それは性格による場合も、その時のシチュエーションや年齢などによる場合もあるでしょう。
しかし、大方、やって後悔するタイプの人は、同じ後悔するならやらずに後悔するよりやって後悔する方がいいと思っているようです。
それはなぜかというと、自分でやってみて=経験してみて感じることには納得できるからではないでしょうか。
人はやらなかったこと、知らなかったことの結果が不本意なものに終わった時、納得できないという気持ちになってしまい「やればよかった」「知っていれば、こんなことにはならなかった」などと考えるのです。
あなたが今、何か悩み事を抱えて躊躇していて、~できないとか一歩を踏み出したくても不安が先立つという気持ちでいる時は、いつまでたっても同じことをグルグル考えて負のスパイラルに陥ってしまいがちです。
自分の道は自分で切り拓くしかないとわかつていても、前に進むことが出来ない時は、なぜ、そんな状況にあるのか、理性的に客観的に分析してみる必要があります。
自分の気持ちにもうひとりの自分が問いかけ、なりたい自分はどんな自分か自問自答するのです。
何かノートに書き出し、本心を吐露するのもいいでしょう。
人の手を借りる場合は「認知行動療法」によるカウンセリングが有効です。
やって後悔するのではなく、やってよかったと思えることが一番ですので、カウンセリングでその方法や時期、タイミングなど答えを出すお手伝いをいたします。
何ごとも決めて行動を起こすのはあなた自身です。
少しの勇気で窓を開け、新しい風を感じてください。
2022/05/17
会社の人間関係の悩み
こんにちは。
5月だというのに雨ばかりですね。五月晴れはどこにいったのでしょう。
さて、先日は5月病のお話をいたしましたが、今回は「会社の人間関係のお悩みについて」です。
会社の人間関係と言えば、上司と自分、同僚と自分、部下と自分など、立ち位置の違う人とのトラブルということになるでしょうか。
自分より上の位にいる人とのトラブルは、パワハラやセクハラのことが多く、悩みとしては相手に抗議することが難しく深刻になるようで、中にはうつになったり、適応障害と診断されたりと、心が傷ついて休職や退職に追い込まれるケースもあるようです。
仕事自体は自分の選んだ好きな仕事なのに、人間関係がこじれて会社に行くのでさえ辛いとなると、生活に支障をきたすことになります。
状況を変えようと訴えたり、話し合ったりしても、相手の考えやふるまいを変えることは簡単ではなく、徒労に終わることも少なくありませんし、組織という得体のしれない壁に阻まれることもあります。
そうなると、自分にとってその仕事はどんな意味があるのか、その会社にいることが自分にとって最善かなど、根本的な問題を考えなければいけなくなります。
人間関係というのは、自分を真ん中に据えて、「重要な他者」「その次のグループ」「そのまた次のグループ」と周囲を取り囲むように重要度に差があると考えた場合、会社の上司や同僚などの人間関係はどこに位置づけられるでしょう。
一巡目の「重要な他者」ですか?二巡目?それとも三巡目?
自分から離れれば離れるほど、あなたにとっての重要度は下がりますので、もし、自分から離れた位置にいると感じるのなら、それこそ離れる(=会社を辞める)のもひとつの選択です。
あなたの人生はあなたが主役なのですから、あなたが働く喜びを感じる職場であってほしいと思います。
カウンセリングはご自分の今の気持ちや考えを外に出し、整理することで「見える化」する作業から始まります。
納得した上で行動するため”認知行動療法”を用いたカウンセリングを受けてみませんか。
お待ちしております。
2022/05/11
子どものしつけと親子関係
こんにちは、横浜市港南区のカウンセリングルーム”キミィ・メンタル・サプリ”の萩原です。
本日は「子どものしつけと親子関係」というテーマです。
世の中の親という親は、皆、子どものしつけをどうすればいいのか悩んでいます。
親も生まれながらにして親だったわけではなく、子どもが生まれて初めて親になったのですから、それはもう毎日、手探りで必死に子育てしながら親になっていくわけです。
そんな中、育児書やネットの情報やママ友の経験談などを参考に、子どもにはこうあってほしいとか、〇歳ならこれが出来るはずなどの思いから、熱心にしつけに取り組みます。
しかし、子どもにも個性があり、性格は皆違いますし、発達のスピードや得意不得意もあり、得た情報通りにうまくいくとは限りません。
親はなかなか子どもの目線や子どもの気持ちになって、ものごとを捉えることが出来ず、自分の思いや考えを押し付けがちです。
意のままにならない子育てにヒステリックになったり、子どもに対して何でも抑圧的になったり、コントロールしようとする親御さんもたくさん見受けられます。
テレビのニュースで虐待されて悲しい結末を迎えたお子さんの話を聴くと胸が痛むばかりですが、たいていの親は「しつけのつもりでやった」と答えたりするので本当に憤りを感じます。
「しつけ」とは何か。
それは親の意のままに子どもを扱うとか従わせるという意味ではありません。
子どもはのびのびと明るく自由に育っていく権利と欲求があるのです。その中で、一定のルールや約束を守ることを教える、それがしつけです。
それをはき違えて、子育てしてしまうと、子どもは心に傷を負い、大人になってもトラウマを抱え生きづらさを感じるようになってしまいます。
育児放棄や虐待などとしつけの線引きを正しくして、子どもの生きる喜びと活力を尊重できる親子関係であってほしいと願うばかりです。
何か子育てでお悩みがあるなら、ひとりで悩まないで、誰かに相談することをお勧めします。
当カウンセリングルームでは、子育て経験のあるカウンセラーがあなたの悩みをゆっくりお聴きします。
お気軽にどうぞご連絡ください。お待ちしております。
2022/05/03
順応性と五月病
こんにちは。
風が爽やかないい季節ですね。
さて、4月に年度が替わり、新しい生活環境が始まった方も約1か月が過ぎました。
当人はもちろん、一緒に住んでいるご家族もそろそろ疲れが出る頃ではありませんか?
ゴールデンウィークはちょうどそうした時期に、いつもより長めのお休みをとって、疲れをとったリフレッシュするために設けられたのかもしれませんね。
「五月病」という言葉があるように、五月というのはそんな月なのでしょう。
新しい生活環境においては仕事や学業の場が新しくなるだけでなく、新しい人間関係、つまり、おつきあいする上司や部下や同僚、クラスの同級生や先生、部活のメンバーや顧問などとのコミュニケーションの方法を手さぐりしながら生活しなければなりません。
それは想像以上にエネルギーのいることで、そこの人間関係がうまくいくか否かは生活の幸福度を左右してしまうといえます。
あなたの新しい生活環境への適応度はどんな感じですか?
その会社もしくは学校でうまくいっていて楽しいと思えるかどうかは、ひとえにそこでの生活や人間関係に順応性を発揮してなじんでいるかどうかということになると思います。
無理して相手に合わせていたり、自分のリズムとは違うリズムで生活を刻んでしまうと、いずれ疲れてしまいますし、楽しくなくなってしまいます。
順応するということは相手に無理に合わせることではありません。
時にはそれまでの自分とは何かを変えなければならないこともあるとは思いますが、それを良しとして受け入れる努力をし、新しい環境を楽しんでいただきたいのです。
始まって1カ月で、もう会社には行きたくない、学校には行きたくないと思っている方がいらしたら、どの部分で自分が順応できていないのか観察する必要があるでしょう。
認知行動療法はそうした自己分析をすることにも有効です。
よかったら一緒に「今の自分の整理整頓」をしてみませんか?
あなたが元気に歩き出すきっかけがつかめるかもしれませんよ。