2022/08/10
今日が人生で一番若い
こんにちは。横浜市港南区のカウンセリングルーム”キミィ・メンタル・サプリ”の萩原です。
本日は誰にとっても今日は人生で一番若い日であるというお話です。
人には行動や思考にそれぞれのスピードやリズムがあって、せっかちな人もいれば、優柔不断な人もいます。
そうした傾向はひとそれぞれの特性なので、一生続くと言われていますし、なかなか変えようと思っても変えられないものです。
しかし、変わらない事実は、今この時が誰の人生においても、その人の人生で一番若いということです。
「思い立ったら吉日」という言葉があるように「何か決心する」「AかBか迷っていたけど、どちらかに決めた」のなら、即行動に起こした方がいいという意味の言葉です。
慎重にじっくり考えるのもいいですし、大いに悩むことも大切ですが、そうしている間にも時は流れていますので、どこか頭の隅に「今日は人生の中で一番若い日なんだ」ということを意識して、もし、決心できた事柄があるのなら時間を有効に使いましょう。
よく同じ後悔するなら、やらずに後悔するより、やって後悔する方がいいということをおっしゃる方がいます。
あなたはどちらのタイプですか。とりあえずやってみる?怖気づいてやめておく?
人は人生で何回か大きな選択や決断を迫られる時があると思います。
そういう時、頭の片隅に「今日は人生で一番若い」日なんだということを覚えておいてください。
「光陰矢の如し」若い頃は長かった1日が、年と共に短く感じられるというのは大多数の方がおっしゃることです。
今日○○歳の誕生日を迎えた人は、明日は○○歳と1日なわけで、日々それは前に進んでいってしまいます。
決して焦らなくてもいいですが、チャンスを逃がしたり、後になって「あの時やっていれば」と後悔しないでください。
チャンスの神様は前髪しかないので、通り過ぎてから捕まえようと思っても滑って捕まえられないというおとぎ話があります。
さあ、あなたにとって今日はどんな1日ですか。
チャンスを逃さないでくださいね!
2022/08/03
男性が女性に求めること
毎日、本当に暑いですね。
横浜市港南区のカウンセリングルーム”キミィ・メンタル・サプリ”の萩原です。
当カウンセリングルームは女性限定を謳っていますので、ご夫婦やカップルでご相談に見えない限り、クライアントさんは女性だけということになります。
しかし、ご相談なさるお悩みは夫やパートナーとの関係がうまくいかないという内容のことも少なからずありますので、そうした相談を受けている内に浮かび上がってくる男性特有の妻やパートナーに求めることがあるなぁということについてお話いたします。
人はまず、男か女のどちらかに生まれ、成長に伴ってその役割も変化します。
子ども、学生、社会人、恋人、夫か妻か、母親または父親かなどがそれにあたります。
とりわけ女性は結婚・出産・育児などを担うことになるとその役割の変化も著しくなりますね。
一方、男性は学生から社会人、夫や父親と役割が増える環境になっても大した自覚もなく、そのことを相手から攻められたりするカップルも多いように思います。
そのくせ、男性は子どもっぽいところがあり、妻やパートナーの女性に対して、時には「お母さん」を求めたり、
「女」を求めたり、逆にマウントをとって上に立とうとしたりします。
こうした傾向は妻やパートナーの女性といった、他の女性一般ではなく、自分だけの女性に対して向けられる感情なので、おつきあいしているだけではなかなか露見しないので、とても厄介です。。
女性は人それぞれですが、むしろ男性より自立している方が多く、社会人としての顔、母親としての顔、子どもとしての顔などをうまくバランスをとりながら生きようとするので、夫やパートナーにいつまでも「お母さん」や「女」や「マウントのとれる相手」として求められると面食らってしまいます。
そのあたりのズレがお悩みになっているわけですが、これは男性と女性の違いでかなり根源的なテーマともいえそうです。
昨今、離婚件数は増える一方ですが、その心理的岐路で悩んでいらっしゃるようでしたら、何が一体そんなに食い違っているのか、認知行動療法で解き明かしてみませんか。
カウンセラーに吐露するだけでもだいぶスッキリするとは思いますが、その先の一歩を賢く踏み出すお手伝いをいたします。
どうぞお気軽にご相談ください。
2022/07/28
不安との付き合い方
こんにちは。毎日、暑いですね。横浜市港南区のカウンセリングルーム”キミィ・メンタル・サプリ”の萩原です。
本日のお題は「不安との付き合い方」です。
人がストレスを感じる感情のひとつに「不安」がありますが、不安には大きく分けて2つの種類があります。
不安を感じたら、それがどちらの不安か見極めて対処すること、それが不安と上手につきあうコツだと思います。
人は不安を感じると、不安の先に緊張が高まったり、動悸がしてきたり、絶望感に襲われたりします。どんどん不安が大きくなればなるほど、このような状態になることも多く、更には不眠や過呼吸など重篤な症状を引き起こしかねません。
では、不安の原因はどのようなことでしょう。
例えば、受験や資格試験、大きな発表の機会など、何か期日が決められ、そこで能力を試されるというような状況における不安でしょうか。
もしくは病気の検査結果を聴くとか、大事な結果報告を聴く前の不安なども考えられますね。
それに対して、もっと違うタイプの不安もあります。
例えば、朝起きた時に何だか生きていること自体が不安になるとか、将来のことを考え出したら不安でたまらなくなるというような時もあるでしょうか。
これは「もし~したらどうしよう」など、起きそうな出来事を想像して不安になるといったタイプの不安です。
前者と後者のちがいは、前者は不安になる明確な要素があるので、だれでも不安になって当たり前の不安です。
後者の不安は漠然とした不安で、原因というようなはっきりした理由なしに不安な気持ちに襲われるといったタイプの不安です。
まず、ご自分の不安はどちらのタイプの不安なのか見極め、前者ならその原因に対して十分準備をするとか、結果を受け止める心の準備することで、自信を取り戻し、いたずらに不安に感じることはないと思うところまで用意したり努力することで立ち向かえる不安だと考えられます。
一方、後者の不安は漠然とした理由なので、もっと自分でも分からない意識下の無意識レベルに働きかける必要があるかもしれません。
複数の要因や根の深い問題が潜んでいる場合もありますので、冷静に落ち着いて自分と向き合い、不安の意味と対話する機会を設けなければいけません。
やみくもに怖がったり、自暴自棄になって、衝動的な行動を起こさないようにしてください。
ご自分でその不安から抜け出せそうにないなら、カウンセリングを受けて不安の所在を明らかにし、その対処法を探るのもひとつの方法です。
お力になることがあるのでしたら、いつでもお話を伺います。
勇気を出して、カウンセリングルームで今の不安な気持ちを吐露してみませんか。
2022/07/20
人を変えることはできない
こんばんは、横浜市港南区のカウンセリングルーム”キミィ・メンタル・サプリ”の萩原です。
皆さんの悩みは人間関係にあることが多く、大抵の人はある特定の相手のものの言い方や態度などにいら立ちを覚えたり、コミュニケーションがうまく取れずにいます。
周囲の人すべてとうまくコミュニケーションがとれなかったり、衝突してしまう場合は、ご自分に何か問題があると考えられますが、これが特定の人とだけうまくいかないとなると、相手の態度やものの考え方、言い方を責めがちになります。
しかし、残念なことにどれだけ相手の方が悪いと思っても、人は自分が思うように変わってくれることはほぼないと思った方がいいでしょう。
相手を変えようと思って働きかけても、功を奏しないばかりかもの凄いエネルギーを消耗した挙句、結局、相手が変わることはなく関係も修復できないという結果になりがちです。
コミュニケーション不全に陥っている相手とうまくやる方法は、まず、自分の方が変わること、それが関係改善の糸口です。
相手に要求ばかりしても、自分の方に歩み寄る姿勢や相手の身になって考える力などが備わらないと、こじれた人間関係に進展はありません。
認知行動療法はご自分の考え方や感じ方のクセを明らかにして、それを理解した上で、別のアプローチをしてみる気づきを促します。
それはカウンセラーがアドバイスしたり、指示したりするものではなく、ご自身で気づいて行動変容していくものなのです。
まるで他人事のように自分を客観視し、観察するところから認知行動療法は始まります。
あなたは今のご自分がどんな状態かご興味ありませんか。
自分探しの先に「なりたい自分」を手に入れましょう。
カウンセラーはそのお手伝いをいたします。
2022/07/13
現実との順応性
こんばんは、横浜市港南区のカウンセリングルーム”キミィ・メンタル・サプリ”の萩原です。
ブログをお読みいただき、ありがとうございます
本日のお題は「現実との順応性」です。
人は自分の現在の姿や実力など、経年変化や時代の趨勢への乗り遅れ、自分の思いとは裏腹な未熟さなど、案外、現実とのギャップを受け入れられずにいるものです。
年齢が高い人は若い時の自分にできたことや当時の面影、当時のやり方などが、今は失われつつあったり、経年劣化していることを直視せずに、出来ないことを悔やんだり、攻めたりして、結果、鬱々とした気分に陥り、自信を失ったりしてしまいます。
年齢の低い若い方は、まだ道半ばで努力が足りないのに、理想と現実のはざまで悔しがったり、人に出来ていないことを指摘されて恨んだりして、結果、自己肯定感が著しく下がってしまっています。
人は現在の自分を理解した上で、更に一歩高みを目指して努力し、かなえられると達成感を得、自信を獲得することが出来るのですが、その現在の自分を正しく理解できていないと、結果もまた正しく受け止めることが出来ません。
正しい現実を受け止めるには心の柔軟性が必要で、そこに妙な期待値を盛り込んでしまうと、できない自分、理想とかけ離れた自分と現実とのギャップに苦しむことになってしまいます。
あなたの悩み事が対人関係というより、ご自分自身のものの捉え方や考え方にあるとお考えの方は、こうした現実の自分と理想の自分が戦っていて、いつも負けてばかりいるということではありませんか。
仮想の敵を自分の中に創って、無理なダイエットをしてリバウンドを繰り返したり、暴飲暴食したり、自暴自棄になったりしている方は現実の自分を受け入れる順応性をなくしていることが最大の問題なのです。
人の意見に耳を貸すことが出来ず、他人をすべて疑心暗鬼のまなざしで見ていると感じているなら、そのバリアを解いて、素直にご自分の本当の気持ちや本当の姿を見てみましょう。
そんなに頑張らなくてもいいし、ちゃんとしなければと自分を鼓舞しなくても大丈夫です。
「今の自分らしさ」を受け入れ、美しむことで、今の幸せを手に入れることが出来ると思います。
認知行動療法のカウンセリングは、そうした今のご自分と向き合うお手伝いをいたします。
お気軽にご相談ください。
お待ちしております。